皆さんこんにちは! あなたの街の材木屋さん、担当の桔平です。
今回の訪問先は大阪市城東区新喜多の小濱木材工業株式会社さんです。
ここ城東区は、昔は上町台地の東側の入り組んだ海で、それが淀川と旧大和川とが運び込む土砂によって次第に大陸化していったそうです。標高は1〜2mと全体的に低く平坦で、昔から数え切れないほどの洪水に見舞われていました。そのため、古くから河川・運河の整備がなされ、船による交通の便を高め、工業都市として発達しました。まさに海上都市!大阪のベネツィアと言ったら、言い過ぎでしょうか?
ところで、新喜多という地名の由来ですが、この辺りが江戸時代に旧大和川河川敷跡に開発された新田で、その新田開発者である鴻池新十郎・鴻池喜七・今木屋多兵衛の名前の頭文字を一字ずつ寄せて付けられたものだそうで、元々は新喜多新田といわれていたそうです。
あたりを歩いてみると、高層ビルや大規模なマンション等の集合住宅が多く、なるほど城東区が日本の政令指定都市の全行政区の中で最も人口密度が高いといわれるのもうなずけます。
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