↑ 整頓された倉庫内
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早速、紙庄さんのルーツからインタビューを始めました。
創業者は現社長の祖父に当たる紙野庄之助さん、大正7年に大阪西区の西長堀で開業されました。屋号の「紙庄」は紙野庄之助さんの名前から名付けました。元々、紙野家は堺の建具屋さん(屋号は紙伊)でした。庄之助さんの父親は宮内庁御用達の名職人だったそうです。職人さんは往々にして商売が下手です。毎月、毎月、材木屋さんが木代金の集金に来る。支払に往生している親父の姿を見ていた庄之助さんは「自分が材木屋になったら親父も苦労することがなかろう」と一念発起して材木屋さんに奉公に上がり、修業の末独立した。という話を父親(紙野省一氏)から良く聞かされました、と紙野社長。
大正14年に大正区の小林町に移転、太平洋戦争を経て昭和23年に同所にて滋さんの父上紙野省一氏が再開業、昭和26年に法人改組しました。同年には豊中市の曽根に豊中営業所を開設、昭和36年に現在の堺市寺地町に別法人として堺庄木材鰍設立、同40年には堺庄木材を(株)紙庄が合併、本社を豊中に移しました。 |