↑ 本社屋(左)と倉庫・工場(右) |
山本商店さんは国道2号線と弓場線が交差する一等地にあり、大きく「屋久杉」と書かれた看板がかかっているのですぐに分かります。電車では阪神御影駅から徒歩5,6分、真向かいには超高層マンションが建設中です。倉庫兼工場内には多種多様な木材が陳列されています。そのときお客さんが入ってきました。「チーク材でプレート類を作って欲しい」というお客さんです。店先には「小売承ります」の表示があり、実物サンプルや写真付きのパンフレットと価格表が吊り下げられています。もちろん、お客さんの要望に応じた加工も行います。「先代の時代から集めた、ありとあらゆる木材が倉庫にある。しかも乾燥しきっている。」と山本社長。すでに同店は「あなたの街の材木屋さん」そのものです。
山本商店さんは神戸市東灘区にある神戸の材木屋さんなのに、大阪木材仲買協同組合(大仲協)に所属されていることに疑問が生じ質問しました。「昔、この辺は武庫郡御影町といって神戸市ではなかった。芦屋も武庫郡精道村だった。だから御影から芦屋・西宮にかけての材木屋さんで大仲協に入っているお店は多いよ。」と教えてくださいました。 |