↑ 外観
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転機は昭和48年ごろにやってきました。時の田中角栄内閣が打ち上げたあの有名な「列島改造ブーム」です。同社は建売住宅に参入したのです。これが大成功を収め住宅部を創設、現在の別会社・総合ハウジング喜多の原点になったのです。「当時の建築ブームでは失敗組も多かったのですが、当社は幸い勝ち組になりました」と喜多社長。
喜多一裕社長は昭和34年生まれ。近畿大学付属高校から同大学経済学部に進み、卒業後すぐに家業に就かれました。資格は宅建主任者・2級施工管理技士・木造建築士をお持ちです。社長就任は平成2年5月です。建売・増改築・リフォームなど建築に関する業務は社長が担当し従来の木材業は会長の父上が主となって遂行されているそうです。現在は分譲住宅よりも増改築やリフォームが多いとのこと。材木屋さんらしく木造が基本、100歩譲ってツーバイ・フォーだそうです。 |