↑ 外観
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自社で丸太の製材を行い、別挽加工(既製品ではなく、お客様の注文に応じて製材すること)向けに、モルダー(丸太製材からの製材品は粗挽きにため正確な寸法が出にくい。モルダーを通せば精度が保たれ表面仕上げが美しくなる)を導入しました。西尾良一社長は福井大学で建築を専攻。卒業後、3年ほど錢高組というゼネコンに勤務。昭和45年に家業の西尾木材工業所に戻られました経緯から、西尾社長は図面が描けます。施工図も問題ありません。その素養を活かしてマンションの内部造作分野に参入したのです。内部造作とは建具や枠、敷居・鴨居、天井、回り縁など構造材以外のジャンルの総称です。当時の内装材はほとんど木製でした。 |