しかし、その一方で一部の接着剤からホルムアルデヒドなどの人体に有害な物質が発生し、アトピー性皮膚炎や頭痛、吐き気などのアレルギー症状がおこる、シックハウスなどの原因となるものがありました。
その為か、最近ではまた無垢材が見直されるようになりました。
無垢材は、冬暖かく、夏はひんやりして、1年中あまり温度が変わりません。
冬場、フローリングの床は冷たいという印象がありますが、フローリングに無垢材を使うと、集成材と違って足の裏に暖かさが伝わってきます。
また、湿気の多いときには湿気を吸い込み湿度の低いときには水分を放出するので無垢材は切ってもまだ生きているといわれます。
一方、集成材でも、有害物質の発生しない接着剤や塗料が開発されてきているようです。
健康への関心が高まってきているのですね。
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