↑ 谷口社長。若い頃は小林旭そっくりでした。今も面影があります。 |
そうこうする内に店主の谷口圭司さん(昭和17年生まれ)が配達から戻ってこられました。若い頃は「堺の小林旭」と呼ばれたそうですが今でも間違いなく小林旭似です。
谷口材木店さんは3年前に亡くなったお父上が昭和14年〜15年ごろ当地で創業しました。そのころこのあたりは貯木池だったそうです。商売の形態は大工・工務店さんに木材類を販売している典型的な「屋形屋(やかたや)さん」です。プリント合板、建材類、プレカットなども扱い「大工・工務店さんの需要の変化と時代の流れに沿って対応してきました」と話す谷口店主は「最近システム・キッチン(SK)やシステム・バス(SB)の注文が増え、金額的にもウェートが高くなってきました。1軒の家でもお風呂なら80万円くらいはするのに木材関連ならたったの5万〜6万円程度ですわ」と木材の退潮を嘆いています。
谷口材木店の皆さんは実際の年齢より10歳は若く見られるそうです。それに声が大きくて内緒話が出来ない環境で「孫まで声がでかい」のが特徴だそうです。
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