組合活動実績

水都おおさか森林の市2015出展報告(2015.11.2更新)

10月4日(日)、近畿中国森林管理局、毛馬桜之宮公園において、水都おおさか森林づくり・木づかい実行委員会(近畿中国森林管理局・大阪府・府木連他)主催で、「水都おおさか森林の市」が開催されました。
本イベントは、森林の恵みや木に触れることで森林と人との繋がりを実感し、森林・林業の役割と意義、農山村の現状について理解を深め、豊かな森林資源を次世代に引き継いでいくことを目的としています」。
「森林の市」は今回で29回目となりますが、国民の祝日となる「山の日」制定の前年度となることから「山の日制定記念」をイベント名に冠しており、今回は、56団体から出展がありました。イベント当日は天候に恵まれ穏やかな陽光の下、来場者数は約2万人を記録しました。
今年もバラエティに富んだ出展団体が並び、森林・河川の環境保全についての展示や木製品や地域の特産品の展示・販売。また、自然素材を使ったクラフト教室や端材プレゼントコーナー、丸太切り体験、木のおもちゃの遊びのコーナーなど大人から子どもまで幅広く楽しめる催しが繰り広げられました。
当組合は、「親子木工教室(椅子作り)」や「樹種当てクイズ(正解解答数に応じて景品をプレゼント)」を実施する出展内容でした。
当日は幹部をはじめ、本イベントへの出展と企画を担当する開発研究委員の方々の方々の協力も得て、「親子木工教室」では、親子での木の触れ合いと木材利用の普及促進という主旨のもと、今年は1時間単位のスケジュールにより小学生の親子ペアで一緒に作業を実施し、参加する親子に対して開発研究委員より、スギ材の特徴・効能について説明がありました。「樹種当てクイズ」では、出展テント位置が人通りのよい場所であったことも関係してか、例年以上の参加があり、イベント終了時刻を待たずに解答用紙がなくなるほどの人気がありました。
今年の森林の市は、例年以上に木材PR色を強く打ち出した出展となりましたが、今後も出展方法を充実させていき、より効果的な消費者への木材PRの方法を考えていきたいと思います。

(総務課 倉橋記) (2015.11.2更新)