組合活動実績

八尾市立 曙川東小学校 出前授業報告(2012.5.7更新)

4月14日、八尾市立曙川東小学校にて出前授業を開催しました。
 第27支部/㈲古形木材・古形社長が曙川東地域福祉協議会と繋がりがあることから、今回は学校の授業といった形式ではなく、同福祉協議会主催の「わくわく推進活動」の一環として開催することになりました。
 当日は、古形社長と、当組合からは出前授業を所管する、開発研究委員会から宇田副理事長及び杢保委員長、森下理事、兼田理事の4名が指導役となり、また、福祉協議会のスタッフの方々にもお世話になり、事務局職員とともに、児童とその保護者の皆さんに地域の材木屋さんの団体である当組合について、そして木材利用の有効性についてPRいたしました。
 参加者は、二年生から六年生までの30名の児童と保護者15名の計45名でした。
 福祉協議会の山下会長から開会の挨拶をいただき、当組合からは、宇田副理事長の挨拶の後、事務局・倉橋の司会により、授業は始まりました。
 当日の授業内容について概要説明を行った後、DVD「木づかいで地球を救え!」を鑑賞しました。続いて、休憩を挟んで、1チーム8〜9人の5チーム対抗での「樹種当てクイズ」を実施いたしました。

出前授業①
保護者の方も真剣!樹種あてクイズ

 
 チームは児童3チームと保護者2チームでの構成となり、5種類の樹種に触れたり、匂いをかいで、相談しながら解答しました。児童は色々な樹種に興味津々で、保護者の皆さんも笑顔も見られる中、真剣に取り組まれていました。
 全チームの解答完了を確認した後、倉橋から、正解発表と樹種の特徴を解説しました。答えを確認しながら、児童とともに保護者の皆さんからも歓声が聞こえてきました。
 
 
再び、休憩を挟んで、いよいよ「親子木工教室」椅子作りをスタートしました。

出前授業②
 親子木工教室・椅子作りの様子

 児童と保護者の方が一緒になって、スタッフが作り方と釘の打ち方などを説明した後、親子で相談する声と金槌を打つ音があちこちで聞こえてきました。慣れた手つきで、次々と作業を進める児童、失敗してやり直したり悪戦苦闘する児童と様々でしたが、予定の時間にはほぼ全員の作品が完成しました。
 曙川東小学校 和田校長から閉会の挨拶の後、今回の出前授業の開催にあたり、曙川東地域福祉協議会に対して働きかけて下さった古形社長から、「杉や桧の木による花粉症は、日本の山を手入れする人がいなくなったことが原因なので、住宅を建てる際は、杉や桧といった国産材を積極的に利用いただいて、日本の山や自然環境を守ってもらいたい」との主旨の締め括りの挨拶がありました。
 今回も色々な授業を実施しましたが、地球の環境を守るために適切に木を伐採して、森に手入れを施すことが大切であること、そして、木は人の健康という観点から建築材料として、鉄やコンクリートよりも優れた素材であるということをPRできたかと思います。        (総務課 倉橋記)