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設計のポイント
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それぞれ内部空間に相応した大きさの4つの棟が、中庭を中心に組合わさった構造とし、将来の家族構成の変化や経年劣化にも対処しやすい木造を採用した。木材は自然素材の代表であって、人にやさしい材料であるのは言うまでもないが、経年変化によってもその美しさや味を楽しめる唯一の建築材料である。それを可能な限り多く採用して年代を重ねる喜びを楽しんで欲しいと願った。
この住宅で最も多くの時間を過ごすであろう居間・食堂、土間、寝室は美しい木造木組みを露出して奥行きのある重厚な間隔を味わって貰えるように計画した。また、斜め天井は、人の立つ位置によって空間の変化を味わえるので、出来る限り多く活用した。 |
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