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現代数奇屋の感じを出す為に丸太を多く使用しました。
「現代数奇屋の住まい」

■会社名(組合員番号) 西上木材産業株式会社 (2603)
■担当者氏名 島村 達弥
■連絡先住所 〒596-0812
岸和田市大町366-1
■連絡先 TEL:072-445-0187
  FAX:072-444-1616
■HP http://www.nishigami-mokuzai.com/
■住宅所在地 泉北郡忠岡町
■完工年月日 平成20年11月30日

■設計事務所

池内設計事務所
■施工会社 西上木材産業株式会社住宅施工部




施工の動機

大阪府の南部、お城とだんじり祭で有名な岸和田市のお隣り泉北郡忠岡町にて新築工事を施工させて頂きました。建築地は昔からの大きなお家が建ち並んでいる所で古い建物も多く、又進入路も狭い場所です。建築工事をするにあたり今お住まいになっている木造平屋建ての建物(築80年位)を解体撤去し又同一敷地内の門・蔵も同時に解体して木造2階建ての新築住宅を計画致しました。お施主様との打ち合わせの中で、街並みによく映る様に、また重苦しい感じにならない様、現代風数寄屋造りを提案させていただきました。お施主様のご希望により1階と2階が同一面にならない様、東西南北四面全てに下屋を配し面取りの日本瓦を使用し、どっしりとした中にも落ちついた現代数奇屋の感じが出る様に致しました。又1階の柱は3,3mの長さの柱を使い内部天井高が十分に確保できる様に又外観的にも均整のとれた姿になる様心がけて施工致しました。建坪が100坪を超える建物なので玄関ホール・各部屋共、大きな間取りとする事が出来、外観もそして内部の仕上りにもお施主様に大変喜んでいただいています。
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街並みによく映る様、又どっしりと落ち着いた現代数奇屋の感じに致しました。




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和室8帖、3室で本床に して押入れも杉無節材を貼りました。

設計のポイント

(1)地震・台風の事を考え永く住んで頂ける様な設計にしました。
(2)現代数奇屋の感じが出る様に設計しました。
(3)天井高を高くする為、桧7m150角・無節材12本使用し間仕切の隅々に使用しています。
(4)天井高を高くする為、桧3,3m120角・無節材を使用しました。
(5)内法材も全て吉野桧・無節材を使用しています。
(6)数奇屋の家にする為、軒桁・柱・庇に丸太を多く使用しました。
(7)数奇屋の感じが出る様に玄関ポーチ・屋根広縁前の庇は銅板一文字葺にしました。
(8)玄関の土間ポーチの土間、雨縁の土間は白御影石貼で仕上げました。


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