あなたの街の材木屋さん 「自慢の木のおうち」人気度ランキング・エントリー詳細


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玄関
右側の建具は京都の町屋で使用していた葦の建具を下駄箱の建具として使用しています。
その上の欄間は門屋の飾り欄間だったのを使用。
左手のカウンターはわかりにくいですが木の枝ぶりをそのまま利用して手摺兼用になっています。
腰壁は桧 床材は唐松 天井材は杉 壁は漆喰で塗られています。
「木にこだわり抜いた家」

■会社名(組合員番号) 前田木材株式会社 (2816)
■担当者氏名 前田 龍一
■連絡先住所 〒573-0082
枚方市茄子作東町41-1
■連絡先 TEL:072-854-0110
  FAX:072-853-3319

■HP

http://www.maedamokuzai.com
■住宅所在地 大阪府枚方市
■完工年月日 平成20年12月1日
■設計事務所 木村設計事務所
■施工会社 前田木材株式会社建設事業部
■総費用 2,500万円


施工の動機

今の建築基準法でもこれだけできるんだという思いで建てられました。
外部にも木材をふんだんに使用していますが、今回は内部だけ紹介させていただきます。
お施主様が長年倉庫に寝かせていた木材や建具・欄間等を使用しています。
築100年以上の建物の解体時にいただいてきた物が多いです。
いいものは捨てずに昔の職人さんの技が現在の建築の中で蘇ります。
また、お施主様の並々ならぬ木材への愛情を理解し施工した工務店様も相当に腕を振るわれました。
合板等は極力使用していません、本物の木の特性を存分に生かした建物です。
お施主様のこだわりにこだわり抜いた木造建築です。
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リビング
腰壁は杉 床材は桧の床暖 天井材は杉 壁はスイスの漆喰で塗られています。
とちのカウンターやテーブル・松の吊り戸棚・神棚まで大工さんの手作りです。
建具は石川県の指物職人さんの作です。
本当に居心地のいい空間を作るように心がけました。


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リビング天井
目を見張る地松の大きな梁は築100年以上経った家を解体する時にいただいてきたそうです。
継ぎ手も昔のまま使用している部分もあります。
今回もしっかり屋根を支えてもらっています。

設計のポイント
ご夫婦2人だけでお住まいでLDK・和室・寝室・ゲストルームがあればよいということでした。
木材に囲まれて生活したいという希望をお施主様がお持ちの材料と新しい材料との組み合わせでどう表現していくかが一番の課題でした。
その為、大工さんと何度も何度も打ち合わせをしてこの材料はここに、その材料はそこにと木組みを考え、やっと木取りができたという具合です。
しかも自然素材以外なるべく使用しないよう、設備機器以外で目に見える物はもちろん目に見えないところまで徹底的に自然素材にこだわって施工しました。
苦労した甲斐もあって、いい仕上がりになっていると思います。


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