施工の動機
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今回あたって、当初施主様はリフォーム(築約50年の和風住宅)をお考えでした。しかし、子供達は他に新しいの新築に家を購入されており、母90才と65才を迎える御夫婦にとって現在の家は、床の高低差を少なくするには問題が多すぎました。それに屋根の形が複雑で何度も雨漏りに悩まされて来ました。そして今問題になっている耐震面においても、昔の建築方法で土台がなく石の上に柱を建て、筋カイもほとんど入っていない事も新築に踏み切る大きな要因になりました。
そこで地震にも台風にも強く、土壁造りで和風住宅の良さを取り入れつつ、将来車イスでも安心して暮らせる家を新築する事でプランが進んで行きました。 |
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アプローチ
道路からポーチまで段差をなくし、スロープにしました。框はみかげ石を使い踏み面は滑り止めを入れたラストーン舗装(小石をボンドで固めた物)で仕上げました。
高齢者の場合あまりスロープはお勧めできませんが今回は庭も広く緩い勾配で施工する事ができたので採用しました。
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