組合活動実績
西淀川区 御幣島小学校 出前授業報告(2012.3.1更新)
1月19日、大阪市立御幣島小学校にて1時間目を第2音楽室で、2時間目から4時間目を図工室にて出前授業を開催しました。
第15支部/㈱兼田・兼田定廣社長が同校の地域連合会の役員を務められ、日頃より同校と密接な繋がりがあったことにより、開催させていただくこととなりました。
当日は、兼田社長と、アルブル木工教室を主宰する大宝木材㈱・米地社長、当組合からは出前授業を所管する、開発研究委員会から杢保委員長の3人の方のご協力を賜り、事務局職員とともに、子どもたちに地域の材木屋さんの団体である当組合について、そして木材利用の有効性についてPRいたしました。
参加してくれたのは、4年生の3クラス105名の子供たちです。
学校側より、山﨑校長の挨拶を頂き、当組合からは、杢保委員長から挨拶があった後、事務局・倉橋の司会により、授業は始まりました。1時間目は、3クラス合同で授業を実施し、DVD「木づかいで地球を救え!」の制作趣旨と当日の授業内容について概要説明をしました。その後、DVDを鑑賞し、続いて、1チーム7人の15チーム対抗で、五種類の樹種の名前を当てる「樹種当てクイズ」を実施いたしました。子どもたちは、五種類の樹種の小径木のサンプルに実際に触れたり、匂いをかいでみながら、各チームで話し合ってクイズに挑戦しました。
色んな木に触れて問題に奮闘中!! |
全チームの解答完了を確認した後、事務局・倉橋から、正解発表と樹種の特徴について解説しました。答えを確認すると、子どもたちから正解を喜ぶ歓声があちこちで聞こえてきました。また、驚くことに半数以上のチームが全問正解であり、子どもたちの木についての関心の高さを感じました。
2時間目から4時間目にかけては、「フォトフレーム(写真立て)作り」体験です。
米地社長の指導の下、最初に金槌を使ってダボを木製の止め具の穴に打ち付ける作業を行いました。力の加減により悪戦苦闘する子どもも見られました。その後、ツキ板をハサミや型抜きで切り取り、小さな木片を使って、フレームに子どもたちお好みのデザインでの飾り付けをしました。フレームの表に写真をはさむアクリル板の取り付けと、裏の穴に棒を金槌で打ち込んでスタンドを作って完成です。子どもたちは、担任の先生やスタッフと相談しながら、オリジナルの作品作りに夢中になっていました。出来上がった作品も、各人各様で、それぞれから、子どもたちの個性が感じられました。
小学校(右)より、杢保委員長(写真中央左)へ感謝状の贈呈がありました |
今回、出前授業の開催にあたり、御幣島小学校をご紹介いただいた兼田社長から締め括りとして、自然素材としての木材の素晴らしさについてお話しいただき、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。
今回の授業においては、子どもたちに対して、様々な体験を通じて木材利用の有用性についてPR致しました。授業で学んだことを家族や周囲の方々に是非伝えてもらい、これからの木材利用の拡大に繋がっていくことを期待しております。
(総務課 倉橋記)(2012.3.1更新)