組合活動実績

水都おおさか森林の市2011出展報告(2011.11.01 更新)

 

 10月8日㈯と9日㈰の2日間に亘り近畿中国森林管理局及びOAP、毛馬桜之宮公園周辺において、水都おおさか森林の市実行委員会(近畿中国森林管理局・大阪府・大阪府木材連合会他)主催で、「水都おおさか森林の市」が開催されました。

森林の市①
樹種あてクイズ/木工作品の展示・販売

「森林の市」は今年で25回目となるものですが、本イベントは、都市と森林を結ぶ川の役割や、森林や林業の大切さや木材利用の意義を都市住民に伝えるとともに、地球温暖化防止に欠くことのできない豊かな森林を未来へ引き継いでゆくことを目的として、木製品の展示・販売、山の恵みの販売、木工工作などの体験コーナーなど、親子で楽しめる催し物が盛り沢山に用意されています。今年の森林の市は、57団体から出展があり、両日とも天候に恵まれ穏やかな陽光の下、来場者数は約2万5千人(延二日間)と、昨年を大きく上回る数を記録しました。
 今年もバラエティーに富んだ出展団体が並び、森林の環境保全についての展示や木製品や林産物の展示・販売。また、自然素材を使ったクラフト教室、丸太切り体験など多彩な催しが繰り広げられていました。
 会場を盛り上げるステージプログラムも、オープニングセレモニーをはじめブラスバンド演奏が華を添え、キッズボートやドラゴンボート乗車体験も大人気でした。

森林の市②
       木工教室の様子

当組合は、組合員の方々から出品いただいた木工作品の展示・販売をはじめ、毎年好評の「親子木工教室(本立て作り)」や「樹種当てクイズ(正解回答数に応じて景品をプレゼント)」を実施する等盛り沢山な内容でした。
 当日は幹部をはじめ、本イベントへの出展と企画を担当する開発研究委員の方々や有志役員の協力も得て、成功裏に終えることができました。「親子木工教室」では、毎年これを目当てに訪れるリピーターも見られ、混雑時には行列がきるなど高い関心が寄せられ、木工作品の展示・販売も多くの来場があり、手作りで温かみのある木製品を手に買い物を楽しむ方が多数見られました。
 今回のイベントにおいて、一般消費者と接することにより、潜在的な木材需要を開拓する貴重な機会ではないかと思います。子どもから大人まで木の良さを体験を通じて感じていただき、将来的な木材利用の拡大に向けてPRすることの重要性を再確認することができました。

                                  (総務課 倉橋 記)       (2011.11.01更新)