組合活動実績
大阪市立苅田北小学校・出前授業報告(2012.8.2更新)
7月19日、大阪市立苅田北小学校にて出前授業を実施しました。
組合ホームページにおいて、過去の出前授業の実績を報告しておりますが、その内容を同校の教員の方がご覧になったことをきっかけに、実施の希望を受けて、今回の開催に至りました。
当日は、小学校の住所地が第24支部に該当することから、支部を代表して、㈱東野材木店・東野社長と、当組合からは出前授業を所管する、開発研究委員会から杢保委員長、森下理事、兼田理事の3名が指導役となり、事務局職員とともに、児童に地域の材木屋さんの団体である当組合について、そして木材利用の有効性についてPRいたしました。
参加者は、4年生の児童計74名でした。授業の実施に際し、学校側から吉田典子校長の挨拶をいただき、当組合からは、杢保委員長の挨拶の後、事務局・倉橋の司会により、授業は始まりました。
当日の授業内容について概要説明を行った後、DVD「木づかいで地球を救え!」を鑑賞しました。続いて、一班6〜7人の12班での「樹種当てクイズ」を実施いたしました。
組合を代表して挨拶する 杢保委員長(上段 左から4人目) |
木に触れて、 相談しながらクイズに挑戦! |
児童は、5種類の樹種に触れ、匂いをかいで、互いに相談しながらクイズに解答しました。児童は色々な樹種に興味津々で、普段あまり目にすることのない自然の木の特徴を真剣に観察していました。
全ての班の解答完了を確認した後、倉橋から、正解発表と樹種の特徴を解説しました。答えを確認しながら、児童から歓声が聞こえ、驚くことに半数以上が全問正解という結果でした。
次いで、場所を移動して「木工教室(椅子作り)」を行いました。
各班につき、1名ずつスタッフがつき、スタッフの指導の下、作業を開始。「椅子作り」の手順と釘の打ち方などを説明した後、教室内では、児童の金槌を打つ音が響きわたりました。慣れた手で、次々に作業を進める児童、失敗し悪戦苦闘する児童と様々で、予定の時間を少し超過したものの、ほぼ全員の作品が完成しました。
東野社長から、締め括りとして、授業を通じて、児童に木の良さを伝えることの大切さと、授業の機会をいただいた同校の教員の方の前向きな姿勢に対する謝辞の言葉がありました。
今回も授業を通じて地球の環境を守るために適切に木を伐採して、森に手入れを施すことが大切であること、そしてそのためには、適切な木材利用が不可欠であることをPRいたしました。今後も、将来にわたる木材需要の開拓に向けて、青少年に対し、こうした機会を通じて木材の良さの啓蒙に努めていきたいと存じております。
(総務課 倉橋記)(2012.8.2更新)